大学生と教育

教員志望の大学生が教育について考えます。

自立とは

単位を落とす学生は「学力がない」「根気がない」ではなく、友達・先輩・教員に「助けを求めることができない」のではないかという話 - Togetter

 

自分もこのような感覚があります。

不真面目だが学生も単位を落としますが、卒業や進級に関わるようなものは落とさない。人間関係を使って最後の一線は超えない傾向があるように思います。

 

まだ大した年齢ではありませんが、歳をとればとるほど処理すべき問題は増え、その一方頼まなくても勝手に助けてくれるような人が減っていくように感じます。大人になるってそういうことですよね。

あるときを境に問題の量が自分のキャパを超え、人に頼らないといけなくなります。

 

先日、学校にてある子がちょっとした失敗をしました。そこに他の子がその失敗をカバーしようと手を差し伸べたところ、「一人でやらせるから」と先生の声が。

学校には一人でできることを良しとしますが、そんなことを求められる場面は少ないのではないでしょうか。

一人でこなすことより、必要に応じて他人に頼ること、また頼った人に感謝や謝罪を言ったり、お返しをしたりするなどして良好な人間関係を構築、維持することのほうが重要なように思います。